北ア南部常念山脈 蝶ヶ岳(2677m) 2016年7月10日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:09 三股駐車場−−3:20 林道終点(三股)−−3:32 吊橋−−3:41 力水(水場)−−3:48 ゴジラの木−−4:36 まめうち平−−5:09 蝶沢(水場)−−6:01 最終ベンチ−−6:14 大滝山分岐−−6:21 蝶ヶ岳ヒュッテ−−6:23 蝶ヶ岳(休憩) 7:32−−7:38 大滝山分岐(着替) 7:44−−8:13 蝶沢−−8:32 まめうち平−−8:55 ゴジラの木−−9:03 吊橋−−9:15 林道終点(三股)−−9:24 三股駐車場

場所長野県安曇野市/松本市
年月日2016年7月10日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場ゲート前の三股駐車場
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望大展望
GPSトラックログ
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コメント三股駐車場から往復。前日の雨が嘘のような大展望。南ア深南部、奥日光までくっきり見えた




三股駐車場奥のゲート。しばし林道歩き 林道終点が三股
沢を渡る 常念岳/蝶ヶ岳分岐。本日は直進の蝶ヶ岳方向
本沢を吊橋で渡る 力水(標高1470m)。最後の水場ではない
こんな標高を示す標識あり ゴジラみたいな木の根元(標高1540m)
まめうち平(標高1916m)で一度傾斜が緩む 標高2000mの標識
蝶沢から見た常念岳 蝶沢(標高2120m)。最後の水場
最終ベンチ(標高2500m) 大滝山分岐の登山者数カウンタ
大滝山分岐 大滝山分岐が森林限界
蝶ヶ岳ヒュッテ裏側 蝶ヶ岳山頂
蝶ヶ岳山頂からの360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
蝶ヶ岳山頂から見た穂高岳〜常念岳
蝶ヶ岳山頂から見た穂高連峰
蝶ヶ岳山頂から見た槍ヶ岳〜北鎌尾根
蝶ヶ岳山頂から見た乗鞍岳、霞沢岳
蝶ヶ岳山頂から見た木曾御嶽 蝶ヶ岳山頂から見た焼岳
蝶ヶ岳山頂から見た八ヶ岳
蝶ヶ岳山頂から見た南アルプス(クリックで拡大)
蝶ヶ岳山頂から見た中央アルプス、恵那山
蝶ヶ岳山頂から見た東側
蝶ヶ岳山頂から見た浅間山 蝶ヶ岳山頂から見た四阿山
蝶ヶ岳山頂から見た奥日光。男体山は150km以上の遠距離
蝶ヶ岳山頂から見た妙高、火打、焼山
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場 蝶ヶ岳ヒュッテ
ゴジラの木(帰り) 案内標識あり
本沢の吊橋 本沢。水量豊富
本沢〜三股間は増水時の迂回路あり 林道終点。車は山小屋関係者のものだろう
三股の案内図。古くて廃道が書かれたまま
ゲート到着 駐車場は満杯で路側にも駐車あり


 今週末も天気予報が悪い。きつい山に行って雨に降られて展望皆無では残念すぎるので適度な山を目指すことにして、今回は三股から蝶ヶ岳とした。標高差は約1400m。登山口から山頂までの距離は比較的短く、効率的に登れる。

 まだ梅雨明け前だが三股駐車場の混雑はどうだろうか? でも長野市内をPM8時前に出発すると現地にはPM9時半頃到着するのでさほど心配はいらない。案の定、駐車場は半分以上空いていて、南側の端を確保した。さて、明日の天気はどうだろうか。

 翌朝、日の出前に出発。道は明瞭でライトで歩いても迷うことはない。林道終点の登山案内所はまだ無人。ここで登山届をポストに入れる。

 常念岳分岐を過ぎるとしばし沢沿いを歩く。増水時のための高巻道もあるが今は用無しで沢沿いの直線の道を進む。吊橋で蝶沢を越えてもまだ沢沿いの道で、沢から離れる個所に「力水」と書かれた水場がある。最後の水場と書かれているが、実際には標高2120m付近で蝶沢を横断する個所が最後の水場だ。

 まめうち平までは登りが続く。そこから先は尾根を外れて巻道へ。大きくジグザグに登っていく。蝶沢を横切る個所では水が流れていたが、今日はほとんど水を消費していないので素通り。夏場はいい休憩場所になるだろう。ここは樹林が開けて常念岳が見える。天気予報と違って天気は良好だ。

 さらに高度を上げるとシラビソの純林からダケカンバが混じるようになる。やがて木の高さが徐々に低くなり森林限界が近いことを感じさせる。しかし未だに尾根上を歩くのではなく斜面をジグザグに登っているので、地形を読んで現在位置を把握するのはほぼ不可能。高度計が役に立つ。

 大滝山分岐が森林限界で、ここで突如として視界が開ける。登山者カウンタが設置されていた。まだ背が高いハイマツを切り開いた登山道を登ると僅かな距離なのにハイマツの高さが急激に低くなる。

 山頂直下の平坦地に到着、ここは蝶ヶ岳ヒュッテのテント場ですぐ北側にヒュッテの建物がある。まだ時期が早いことと今は土曜早朝なのでテントは皆無だったが、今日の夜は幕営者がいるかもしれない。

 南の高まりが広い蝶ヶ岳山頂。今回はガスって展望が無いのを覚悟して登ってきたが天候はいい。間近な穂高も良く見えているし、南アルプスは深南部までずらりと並んでいる。驚いたことに浅間山と四阿山の間には奥日光の山並みが見えていた。雨でとんぼ返りかと思っていたのが山頂で1時間以上展望を楽しみながらのんびりと休憩した。

 下山も同じルートで。続々と登山者が登ってくる。今日も明日も天気予報は悪いのだが幕営装備の人もいた。まだ真夏のシーズンよりも人は少ないのであろうが、さすが人気の山だ。気温的には真夏に近く下りでも汗だくで、三股手前の小さな沢で濡れた汗を洗い流してから林道歩きに入る。これからの季節は私にとっては強制風冷用の扇と首筋を冷やす濡れタオルが必須アイテムだ。

 三股駐車場はほぼ満杯状態になっていた。

 

山域別2000m峰リスト

 

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